第1782号(2003年8月25日)の内容

<1面>
米帝国主義のイラク軍事占領反対! 小泉政権による自衛隊派遣阻止!
反戦闘争の新たな前進を!

<4面〜5面>
アンチ「革命」の「綱領改定案」――日共式修正資本主義路線の純化

反戦集会へのメッセージ その2
ポリネシア解放戦線/ハワード・ジン/ジョン・
B・フォスター/レニングラード地域共産主義者
党/ウクライナ文化協会/マルクス主義政綱
◆グラウンド・ゼロにて

<2面>
全国で国際反戦集会
沖縄/東海/九州


<6面>
国立大学法人法の制定弾劾!
Topics 日本経団連が民主党にも政治献金

<7面>
感想文
『黒田寛一 初期セレクション』
『黒田寛一のレーベンと為事』
『覺圓式アントロポロギー』
「連合」平和行動in沖縄に参加して

<8面>
現代危機を突破するぞ!
投稿 ジハード元年のレーニン

<3面>
万華鏡2003――情勢の断層を読む
ターミネーターに大変身?
仏神崇拝
ゴミも毒も世界一
「安全・安心」隊の正体は?

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号













































 


    


米帝国主義のイラク軍
事占領反対!

小泉政権による自衛隊派
遣阻止!

反戦闘争の新たな前進を!


以下、見だし
「戦闘終結」宣言 百日目の大破綻

「六ヵ国協議」をめぐる米日―中露の角逐

対北朝鮮「対話」へと舵を切ったブッシュ

米・韓、米・日の離間を策す胡錦濤指導部

ブッシュ政権につき従う小泉政権
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アンチ「革命」の「綱領改定案」


日共式修正資本主義路線の純化 <上>


 不破哲三の代々木共産党は、去る六月二十一〜二十三日の第七回中央委員会総会(七中総)において「党綱領改定案」を発表し、これを採択するために第二十三回党大会を十一月二十二日に招集することを明らかにした。
 「国民によりわかりやすい表現」に改めることを名分としてうちだされた「改定案」。これは、一九八九年一月一日の宮本顕治「赤旗インタビュー」を結節点とした党の基本路線の大転換にもとづいて、不破哲三が主導しながら右翼的に緻密化してきた「資本主義の枠内での民主的改革(改良)」路線を綱領上でも理論的に*セ示するためのもの以外のなにものでもない。すでに九四年の日共第二十回大会において、この修正資本主義路線にふさわしいものに党綱領を改定したとはいえ、それ以降、代々木官僚は、「保守層との共同」をつうじて「よりましな政府」の名のもとに非自民≠フ連立政権の一角に参画することを自己目的化し、自称「安保・防衛政策」上では「安保廃棄」の棚あげや「自衛隊の活用」をすら積極的に*セ言するとともに、日本の経済・社会を「ヨーロッパなみのルールある資本主義」に改良するための諸政策(代案)を提示することに血道をあげてきた。このような修正資本主義路線にふさわしい綱領としての体裁をととのえるために、現行綱領(一九九四年の第二十回大会で六一年綱領を「部分改定」したと称するそれ)において――六一年綱領を受け継いでいるかのようにみせかけるために――形ばかりはわずかに残されていた「革命」という規定や「社会主義社会」論などの残滓をきれいさっぱりと一掃すること――これこそが、今回の「綱領改定」にかけた不破の直接的思惑にほかならない。その本質は、「保守層」に媚を売るためのアンチ「革命」の明示以外のなにものでもないのである。
 かつての「宮顕(宮本顕治)共産党」から「不破共産党」への脱皮の完成を華々しくうちあげることをもくろんで準備されてきたこの「綱領改定」は、不破の思惑に反して「日本共産党」をいまなお名のる代々木党の瓦解を決定的に促進するものとなるのは必定である。わが革命的左翼のあらゆる戦線における闘いをこそ決定的な起動力として、不破中央にたいする反逆の炎がいま代々木共産党下部党員・諸組織から一気に噴きあがっているのだからである。すべての労働者・人民・学生諸君!不破共産党の完成のセレモニー≠彼らの墓碑銘として歴史に刻みこむために断固として奮闘しようではないか。

以下、見出し
T「党勢」衰退への焦燥

U「革命」の全否定

 A 「資本主義の枠内での改革」への完全解消
 「民主連合政府の樹立=民主主義革命」というコジツケ
 「連続革命論」の全面的否定
 「資本主義の枠内」での「政権交代」への矮小化
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全国各地で第41回国際反戦集会が高揚(8・3)
8月3日、全国の労働者・学生は各地で第41回国際反戦集会をかちとった。本号では、沖縄集会、東海集会、九州集会を報告する

沖縄集会 自衛隊のイラク派遣を許すな!=\―核基地の島で雄叫び  

東海集会 〈ブッシュの戦争〉阻止!――労学が闘いの前進を決意

九州集会 革命的反戦闘争の教訓に学び奮闘を誓う
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憂愁の美

ターミネーターに大変身?


 拝啓、コリン・パウエル国務長官様。残暑お見舞い申し上げます。今年は日本の夏は短く、すでに台風も来ましたが、アメリカもなんだか荒れ模様ですね。
 でも、雨にも風にもハリケーンにも負けずに、パウエル様はご活躍ではありませんか。
 八月四日付のワシントン・ポスト紙に掲載された「留任拒否」報道をうち消すために、さっそく翌日の五日、あなたはアーミテージ副長官とそろって、テキサス州クロフォードのブッシュ邸に向かい、近くの空港に降りたところをわざわざ写真にまで撮らせましたね。目立つストライプのネクタイをして、遠くを見るような哀しげな目をしたあなたの姿が、日本の新聞にも載っていました。
 おまけに、あなたは、ラジオ番組にまで出演して「アーミテージ副長官とライス大統領補佐官の間でそんな会話はなかった。なんの根拠もなく、単なるうわさ話、おく測だ」と、一生懸命お話しになったそうですね。
 ここまで打ち消しに念を入れるとやっぱりウワサは本当だ≠ニ皆が思うことを計算に入れたオーバー・アクションのクサイ演技は、パウエル様だからこそ、おできになるのよね。ナイスだわ!
 アーミテージが「パウエル長官とともに次期大統領の就任翌日にあたる〇五年一月二十一日に退任する」と言ったのは、正確な予告であると、あなたも確信しておいでのはず。だって、あのブッシュ・ジュニアが再選される見込みはないのですから。先を読むのが得意な(?)投資家・ハゲタカ<wッジファンドおじさんのソロスも、ブッシュ再選阻止のために一〇〇〇万ドル(約一二億円)も寄付したというじゃありませんか。
 ラムズフェルド、チェイニー、ウォルフォヴィッツの――野蛮・獰猛・人でなしのネオコン三羽ガラスたちからちょっとばかり距離をおいて、あなたにすり寄ろうなんてブッシュは考えてるのかもしれませんが、賢明なあなたは、もうブッシュには見切りをつけているのでしょうか。
 ブッシュが「戦闘終結」を宣言してから、イラクではゲリラ戦で毎日毎日米兵は殺され続け、反米デモの波はうねり高まっています。大量破壊兵器は見つからないどころか、あなたたちの示した「証拠」は偽造したものばっかりだったことが、民主党議員やマスコミによって暴かれてきちゃってますよね。バカ・ブッシュの人気は、いまや大暴落。
 もしかすると、民主党の牙城のカリフォルニア州で共和党員のシュワルツネッガーが知事選に出ることによって(シュワちゃんの嫁さんは故ケネディー大統領の姪でもあることだし)民主党支持層も取り込んで、共和党の戦勝ムードが起こって――それでもってブッシュ人気も回復する――なんて虫のいいことをブッシュは考えているのかしら? ムキムキマンのシュワちゃんだろうが、乱暴なランボーだろうが、ブッシュの救い主にも没落帝国アメリカの救世主にもなれっこないってことを、パウエル様は、よーくご存知ですよね。
 「ここはベトナムのようだ」「ラムズフェルドは辞任しろ」と叫んでいるイラクにいるアメリカ兵士の気持ちがわかるあなたは、ラムじいの作戦は失敗だし、言動はメチャクチャだし、人格は異常だ……ということを、よっくご存じでしょう。
 ああ、それなのに、ラムじいたちに白眼視されながら損な役どころを引き受けることばかりあなたはこれまでやっていらした。
 イラクへの爆撃を始める前に、国連決議の必要性を主張したあなたは、体重は重いがホワイトハウスの中ですっかり浮いている≠ネどと陰口を叩かれていましたね。でも、二月の国連安保理の場で、大したことのないボヤケた衛星写真を「イラクが大量破壊兵器を保有している証拠」として、さも決定的なものであるかのように、あんなに立派に図々しく言うことを、一体あなた以外に、誰ができたというのかしら。
 パウエル様。この際、有終の美を飾って、ブッシュやラムじいをコテンパンにのしたらいかがかしら。あなたがターミネーターに大変身するの、カッコいいと思いませんこと? シュワちゃん演じるターミネーターの「時が来た」というセリフ――その「時」とはアメリカ帝国の終わりの時≠チてことだったのですよね。ターミネーター(最終殺人兵器)の照準をどこに定めるべきかを、湾岸戦争の時の統合参謀本部議長のパウエル様は、熟考のうえお決めになったはず。ご期待申し上げます。
かしこ
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