第1722号( 2002年6月10日)の内容


<1面>
侵略戦争法の制定を絶対許すな
「対テロ戦争」という名の米帝のイラク侵略・日本の参戦阻止!
有事法修正論議に棹さす社共翼下の既成反対運動をのりこえて闘おう!


<4〜5面>
6・15労学大統一行動に決起せよ 中央学生組織委員会

<2面>
有事法制定阻止! 連続闘争
5・29〜31 労学が国会前座り込み

5・20 関西で5千名が決起
4・27 関西学生連帯集会
4・26 鹿大で反戦アピール集会

<6面>
Topics 中教審が「奉仕活動推進方策」
新たな再編進む化学労働戦線
福岡メーデーに戦闘的息吹き
5・3憲法集会―社共の惨状に怒り

<7面>
教育労働論の深化のために
   『新世紀』第187〜8号大道論文について

<8面>
国家主義と個人主義を超える「新しいパラダイム」?(下)

<3面>
万華鏡2002――情勢の断層を読む
◆9時半≠フ男
◆敵の敵は味方
◆夫婦喧嘩事態
スパイがスパイを嗤う
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

「解放」最新号

  















































  

侵略戦争法の制定を絶対許すな
「対テロ戦争」という名の米帝のイラク侵略・日本の参戦阻止!
有事法修正論議に棹さす社共翼下の既成反対運動をのりこえて闘おう!

 小泉内閣・与党三党は、衆議院武力攻撃事態対処特別委員会を再開し、いったん白紙撤回した地方公聴会の日程を六月五日、七日とし、さらに中央公聴会をも十一日に開くことを決定した。労働者・人民の闘いに追いつめられて迂回戦術をとることを余儀なくされた小泉内閣は、あいつぐ外務省の不祥事暴露に加えての北朝鮮家族亡命事件での外務省の不手際≠めぐる、さらに郵政改革法・健保法などの国会上程をめぐる政府自民党内権力抗争の激化に揺さぶられながらも、あくまで有事法を今国会で制定するために突進しているのだ。国会会期を八月上旬まで大幅に延長することを策しながら。
 われわれはさらに闘いを強化し、有事法制定を阻止するためにたたかわなければならない。社共既成左翼は、「拙速だ」という野中らの抵抗≠ノよって地方公聴会の日程がいったんは白紙撤回となったことをもって、手前勝手に「野党共闘の勝利」などと浮かれている。だがしかし、自由党と民主党は裏では法案修正のための協議の機会をうかがっているではないか。「四野党共闘」の枠を維持することに腐心して議会内駆け引きとその尻押しに労働者の闘いをおとしめる社共既成左翼の対応は、闘いを敗北に導く以外のなにものでもないのだ。
 有事法の制定は、小泉政権が、「対テロ戦争」の名のもとにアフガン侵略に次いでイラク攻撃にまでのりだそうとしているアメリカ・ブッシュ政権に呼応して、みずから積極的に参戦し、日本を戦争のできる一人前の帝国主義国家として飛躍させるという支配階級の全体重をかけた攻撃なのだ。「国防」論議にはまりこみ、有事法の修正論議に棹さす社共翼下の既成反対運動をのりこえて、労働者階級・勤労人民・学生の総力を結集してたたかいぬくことなしには、この攻撃を粉砕することはできない。
 この闘いに敗北し、ひとたび有事法=戦争法の制定を許すならば、各自治体、そして運輸・交通、通信、報道、医療、土木などなどの機関・業種で働く労働者は、戦争に協力することが責務とされ、さらに改正自衛隊法で業務従事命令に従うことが義務づけられることになるのは必至である。「対テロ戦争」の名によるアメリカのイラク攻撃と日本の参戦を許すな! 労働者・勤労人民に戦争協力を強制する戦争法の制定阻止! 社共既成左翼の闘争歪曲を許さず、「連合」指導部の抑圧をはねのけて、あらゆる単産・単組から闘いを創造し、労働者階級・人民の巨万の決起をかちとろう。

章見出し
武力攻撃事態法は侵略戦争法だ!

米帝の対テロ戦争への日帝の参戦反対!

「連合」指導部と日共指導部の犯罪的対応を弾劾せよ

総力で有事法制定阻止! 小泉内閣を打倒せよ!
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有事法制定阻止! 労学が連続闘争
5・29〜31 闘う学生が国会前座り込み 全国結集の労組員と固く連帯

 五月二十九日には、「連合」傘下の各単組、「全労連」傘下の各単組、そして航空連、全建総連などの組合員約一五〇〇人が、国会前抗議闘争をたたかった。翌三十日には、日教組、私鉄総連、自治労などがこの国会前行動にとりくみ、北海道教組の上京団も参加して、百数十人が座りこんだ。さらに五月三十一日には平和フォーラム、「全労連」、航空連、全建総連、「全労協」など約五〇〇名による抗議闘争がたたかわれた。
 早大、国学院などの首都圏の学生たちは、この労働者の闘いと連帯して、連日国会前の抗議闘争をたたかいぬいた。わが同盟は、有事立法反対の闘争の前進を呼びかけるビラを、結集したすべての労働者にくまなく配布した。
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スパイがスパイを嗤(わら)う
「権力機関の内部告発を恐れるな」?!

 「清水丈夫氏は、その文章の最後に『最も卑劣な裏切り者として純化した小西を、白井もろとも、小野田襄二・小野田猛史・三島浩司らスパイ分子ともども、完膚無きまでに粉砕するであろう』と書き連ねている。見ての通りここには宮崎学は存在しない。……こういう表現の中に宮崎学と中核派の『腐れ縁』を感じるのは、私だけであろうか?」
 こんなことを言っているのは、どこの誰? ほかでもない、かつてブクロ派が「反戦自衛官」と祭りあげていた小西誠。この小西が、昨年の『公安調査庁スパイ工作集』に引きつづき、こんどは『中核派VS反戦自衛官』(社会批評社)なる本を出して、くだんの言辞をぶちあげている。
 ブクロ派を挑発してやまぬ小西、そのわけは? 直接的には、ブクロ官僚が、小西に公調のスパイ・宮崎学との深くクサーイ関係を暴露されてから半年以上もたって、三月に「反革命白井=小西連合を粉砕せよ」(「前進」第二〇四三号)と叫びはじめたから。で、このブクロ派声明を逆手にとって、小西はいかにも余裕しゃくしゃくとシミタケをいたぶっているわけだ。
 さらに小西は、次のようにネチネチやってもいる。「かつて堂々と機関紙上でスパイ問題を公表していた中核派が、なぜこの宮崎学スパイ事件を、私が公表するまで発表しなかったのか?」「かつて日本共産党は、県委員長クラスのスパイについても発覚した場合は必ず公表していた。そして、あの党創設以来の指導者であり、最高幹部であった野坂参三の『ソ連のエージェント』事件も公表している。つまり、スパイ問題に対する革命党の原則的態度は、『スパイの公表による追放』である」と、まあ、言いたい放題。
 かつての宮顕による「スパイ査問」=小畑リンチ虐殺事件にも触れずに、日共の「原則的態度」をもちあげるなんて、オフザケもいいところ。いや、なによりも、スパイに蹂躙された「革命党」なるもののインチキ性・反人民性の自己批判・自己解体という原則に言及もせず、ただ「公表による追放」がよいなんて言うのは、自分自身がスパイであったことの逆証というものではないか。
 しかも、スパイだらけというブクロ派の弱みにつけこんで、これほどに冗舌になっているのだから、どうやら小西にはバックがついているのでは、と見るのが当然。
 そういえば、小西は元公安調査官・野田敬生から公調の内部資料をもらいうけ、それを『公安調査庁スパイ工作集』なんて本にしたことを、平然と居直っている。「こんにち、外務省にしても、警察庁、防衛庁、公安庁などのほとんどの官僚機構にしても、今や音を立てて崩壊しつつあり、当然その内部からの告発はますます広がって行く。……権力機関内の内部告発であれ、これを恐れてはいけない」、と。
 出所が臭くたって、どうということはない、だと。なんのことはない。日本国家権力の暴力装置とりわけ諜報機関をみずからの主導で再編しつつあるアメリカ権力者の、その手先というみずからの正体を問わず語りに自己暴露しているではないか。だから、ブクロ派にまさるとも劣らないスパイ野郎が小西。このスパイによるスパイ集団ブクロ派のスパイ暴露なんぞは、ヘドが出るってもんだぜ。
 まあ、こんな小西だから、われわれがいち早く昨年、『スパイ工作集』での暴露の本質を――新CIAによる旧CIA解体の一環として・旧CIA子飼いのスパイ集団の解体攻撃である、と的確に暴いたことが、いたくひびいている様子。対応不能、いやグーの音も出ないとはこのこと。
 小西本の「あとがき」がふるってる。――「前進社出版局発行の書籍は、ごく一部の書店でしか見かけないのに対して、こぶし書房や現代思潮新社、そしてあかね図書販売といった革マル派系の書籍は、至るところで『平積み』されている。つまり、いわゆる取次を経由して書店に販売するという、最も基本的宣伝の方法において、中核派は、革マル派に『全面的に敗北』しているのである」、と。
 〔小西〕マコトも革マル派には降参。
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有事立法粉砕! 6・15労学大統一行動に決起せよ
戦争翼賛勢力と化した社共既成指導部の抑圧をはねのけ反戦・反安保闘争の大爆発をかちとれ

5月20日、関西の闘う学生は、陸海空14労組の
呼びかけに応えて、「有事法反対」のために結集
した5000名の労働者と連
帯し、たたかいぬいた。
 すべての労働者・学生諸君! 極反動小泉政権は、有事関連三法という名の侵略戦争法をなにがなんでも制定するために、全体重をかけて総攻撃にうってでている。政府・連立与党は、六月五日と七日には地方公聴会を開催することを決定し、六月十二日にも中央公聴会を開催しようとしている。彼らは、なんとしても今国会中に有事関連三法案を成立させるために、国会会期をじつに五十日間も大幅に延長しようとしているのだ。まさにそのためにも、政府・連立与党は、有事法制の整備そのものには大賛成である自由党や民主党を法案の「修正」協議に引きずりこむための策謀をはりめぐらせている。
 いままさに、アメリカ帝国主義のブッシュ政権は、アルカーイダ・タリバンの「根絶」を名分にアフガニスタン侵略戦争をパキスタン領内パシュトゥーン人居住地域にまで手を伸ばす形で続行し、さらにイラクにたいする大規模侵略戦争に向けての準備を急ピッチで進めている。このアメリカのイラク侵略戦争に自衛隊戦力を本格的に行使するかたちで全面的に参戦する意志をむきだしにしているのが小泉政権なのである。
 すべての労働者・学生諸君! 闘いは、まさにいま正念場を迎えている。だが、この決定的局面において社・共既成「左」翼指導部の体たらくといったらどうだ。「野党共闘」の名のもとに有事法制そのものには大賛成の民主党や自由党との醜悪な野合をくりひろげているのが社・共指導部ではないか! あまつさえ、自民党内からも親中国派≠フ橋本派・野中を先頭に「有事法案については継続審議に」という声が噴きあがっていることに欣喜雀躍し「有事法案を廃案にするチャンスです」(日共指導部)などとほざくにいたっては、開いた口がふさがらないというものではないか。
 今こそわれわれは、政府・連立与党がしつらえた「日本国家の防衛」論議の土俵に乗っかり「自衛のための代案」の案出に狂奔している社・共既成指導部による闘いの議会主義的歪曲をのりこえ、<有事立法粉砕! アメリカ帝国主義のイラク侵略戦争反対! 日本の全面参戦阻止!>の闘いの巨大なうねりをまきおこそうではないか!
 五月二十四日、「二十労組」主催の集会において「有事立法粉砕!」を合い言葉に首都・明治公園を埋めつくした四万余の労働者たちは、六月十六日に「二十労組」の呼びかけのもとにさらに多くの仲間を組織して首都・代々木公園に結集しようとしている。わが革命的左翼の旗のもとにたたかう労働者・学生は、巨万の労働者・学生の決起をかちとるために、有事立法粉砕闘争を最先頭で牽引せよ! もって侵略戦争に突進する極反動小泉政権をうち倒せ! 全国のたたかう労働者・学生は、決意も固く6・15労働者・学生大統一行動に勇躍決起せよ!

以下、章見出し
一、日米共同での侵略戦争への邁進
A 有事関連三法=侵略戦争法の制定に狂奔する小泉政権

B 「対テロ包囲網」の瓦解とアメリカ帝国主義の強硬策

C 転機にたつ反対運動


二、有事立法粉砕、アメリカの「対テロ戦争」拡大を断固阻止せよ!
A 祖国防衛主義に転落した日共中央を弾劾せよ!

B 労働者・学生の総力で有事立法を粉砕せよ!
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