第1581号(1999年8月9日)本号の内容


<1面>
反動諸法の制定を粉砕せよ
日米共同の戦争遂行体制づくり反対!
中国の対抗的軍拡反対!

全学連がイージス艦「きりしま」に肉迫 7・15-17大阪港

<4面〜5面>
労働者を生き地獄に突き落とす第二次リストラ攻撃(下)

占領下のコソボ 空爆後のセルビア

<2面>
自衛隊の大阪湾軍事演習阻止!
全学連が陸・海から反撃(7・15―17)
沖縄労学総決起集会(6・19)
「連合」平和オキナワ集会で奮闘(6・22―23)

<6面>
Topics 不満噴出の「全労連」大会
リポート労働戦線:7・22全道集会で奮闘/全道庁ダラ幹の裏切り/福岡県当局の給料削減攻撃/山陽新幹線コンクリート剥落事故

<7面>
廃人シミタケの断末魔の悲鳴
ブクロ派の惨めな「白井断罪声明」

白井パンフ≠読み耽るブクロ派チビ官
兵庫県警による誤認逮捕(7・5)弾劾

<8面>
シリーズ わが革命的反戦闘争の歴史 P
67年11・12第2次羽田闘争

<3面>
99万華鏡――情勢の断層を読む
「空」のファシズム
隠しGAY
勝てば官軍
どさくさまぎれに
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉



「解放」最新号


  

反動諸法の制定を粉砕せよ

日米共同の戦争遂行体制づくり反対!
中国の対抗的軍拡反対!


 七十八日間にわたる無差別爆撃のすえにユーゴスラビアのミロシェビッチ政権を屈服せしめコソボ軍事占領を強行しているNATO同盟諸国。その盟主たるアメリカ帝国主義はまた、対イラク空爆を続行する(七月十八日)と同時に、東アジアでも新たな戦争放火を策動している。「テポドンミサイル」を発射したならば「深刻な否定的結果をもたらす」などと脅迫しつつ、北朝鮮にたいする瀬戸際的戦争挑発を強めているのだ。それだけではなく「反米」姿勢をおしだすとともに北朝鮮・金正日政権との「関係修復」にのりだしている中国の江沢民政権にたいしては、政治的に揺さぶるために、台湾の李登輝を使嗾して「中国・台湾の二国家」論をぶちあげさせているのだ。これに対抗して中国北京官僚は、「台湾への武力行使をも辞さない」ことをぶち上げ、八月二日には大陸間弾道ミサイルの発射実験を強行したのである。
 このように、一超支配≠ノおごり高ぶるアメリカ帝国主義のクリントン政権は、「自由・人権・市場経済」をふりかざしながら、戦争放火・戦争挑発をくりかえしている。このクリントン政権に呼応して、日本の小渕沢政権もまた、中国・北朝鮮を政治的・軍事的に封じ込めるためにアメリカ国家と共同して侵略戦争遂行体制を構築するとともに、そのための今日版国家総動員体制を構築することに血眼になっているのだ。実際、国会会期末(八月十三日)を目前にして、小渕沢政権は、自自公三党の数≠フ力で反動諸法案を一気に成立させるためのラストスパートをかけている。衆参両院に憲法調査会を設置するための改定国会法(七月二十九日成立)に続いて、組織犯罪対策三法や改定住民基本台帳法、「日の丸・君が代」法を、いよいよ八月第一週にも参院で可決・成立させ、さらに、産業再生法をも制定しようとしているのだ。
 だが、社共既成指導部は、日米共同の侵略戦争体制づくりに反対する闘いや国内的反動化に反対する闘いを、「憲法擁護」運動にきりちぢめているのだ。とりわけ代々木共産党は、土井の社民党や民主党内の旧社会党系部分をひきつけることをもくろんで、「国会内での力関係を変える」ための圧力手段として大衆運動にとりくんでいるにすぎないのだ。
 すべての労働者・学生諸君! われわれは、既成指導部の「憲法=民主的諸権利の擁護」運動をのりこえてたたかおうではないか。日米共同の侵略戦争遂行体制づくりとNATO同盟諸国のコソボ軍事占領に反対する反戦・反安保闘争と、組対法や「日の丸・君が代」法などの一切の反動諸法の制定を阻止する闘いを<日本の軍事大国化阻止・ネオファシズム的反動化阻止>のスローガンのもとに固く結びつけて断固として推進せよ。そして、これらの闘いを総集約して小渕沢政権の打倒をめざしてたたかおうではないか!
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「空」のファシズム サッチー騒動とブッチー支持率

 賛成四〇三・反対八六、まさに圧倒的多数で国旗・国歌法案が七月二十二日に衆院を通過した。六月二十九日の審議開始以来わずか二十四日、形ばかりの公聴会、国民の反対の声もなんのその、<自自公>三党がそろえば数の力でなんでもできる、というわけだ。
 「国民に強要するのではなく、自然に国旗・国歌が浸透していくように願ってやまない」などと、闇総理°Cどりの官房長官・野中広務はおっしゃる。え? 「強要」する気がないんなら法制化なんかする必要もないんじゃないの?
 こんな見えすいたウソをつくのも、とにかく法制化してしまえばあとは「法」の名において何でもできると思っているからだ。ウソはついたが勝ち、これが野中の信条のようだ。だから、民主党の石井一が「変節漢」「厚顔無恥」と野中にかみついた。九六年ごろには小沢一郎を「悪魔」「独裁者」と非難しておきながら<自自連立>を組むとはなんだ、と。ところが野中は「お望みなら、あなたについて申し上げることはたくさんある」と、盗聴を匂わせてすごんでみせたほど。(本紙一五八〇号本欄参照)
 ハッタリ・タンカ・ブチカマシ。その名も政界のサッチー≠ニ仇名される野中広務の上を行くのが、真空総理ブッチー。連立を組んでいる自由党をつなぎとめるために、現在二〇〇議席の衆院比例区を五十議席削減する法案を国会に共同提出しておいて、他方、比例区削減に反対し中選挙区の導入を主張する公明党とも連立を組もうとしている。この、どこかの関取の二重婚約まがいの<自自公>連立を、「両方にいい顔」をしていると報じられたブッチーは、「両方というか三十六面にいい顔だ」と居直った。国会延長をめぐって野中と対立したあとでは、「おれは真空総理だから対立することはないんだ。考えがないんだから。無なんだ。空なんだ」と煙に巻いてすずしい顔。
 ところが、「毎日新聞」の世論調査によれば、小渕内閣の支持率が、この七月には四三%まで上っているそうだ。その理由は、「小渕の人柄がよいから」というのが断トツの一位だという。早い話が、どことなく間が抜けていて憎めないブッチー、そんな悪いことをする人にはとても見えないわ、というわけだ。
 かといって、小渕政権の政策が支持されているのかといえば、けっしてそうじゃない。たとえば、<自自公>連立にたいする賛否は、一四%対四五%で圧倒的に反対が多い。ということは、国民の一部は、おのれを卑下する先のような小渕のパフォーマンスにのせられているということだ。
 マスコミを使った世論操作が巧みにおこなわれている。今春以降の国会は、さながら、<自自公>の多数をたのんだ小渕政権の自動法律製造装置と化してしまったかのよう。テレビニュースに流されるのは、採決の場面ばかり。答弁でシドロモドロの小渕の姿は放映されず、愚にもつかないパフォーマンスで呑気なトウサン≠印象づける。いやいや、国会の場面がテレビに映るのもごくごく一部。昼間にテレビをつければ、「ワイドショー」の類は皆同じ。世の一大事でもあるかのごとくにサッチーとミッチーの女のケンカ≠大真面目で報じている。そのあいだにも、政界のサッチーとブッチーが、次々と反動法案を成立させているというわけだ。
 「オウム」、A少年、林真須美、そしてサッチーというように、マスコミは次から次へと攻撃対象をつくりだしては国民を総ヒステリー状態に追いこんでゆく。そして愚にもつかないバーチャル・リアリティの背後では、国民の生死を決する重大問題が、とりかえしのつかないかたちで、一つ、また一つと決定されていく。
 いま、村上春樹の作品をはじめとして、「オウム」を「アンダーグラウンドに閉じこめられた人びと」として描きだすことが流行している。あたかも自分は地上世界に生活しているかのように。だが、丸山真男は死ぬまえに、「オウムをアンダーグラウンドと言いますが、戦前は日本国民全員がアンダーグラウンドにいたのです」と語ったものだ。しかし、もはやこの現在が新しい<戦前>そのものというべきではないだろうか。
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廃人シミタケの断末魔の悲鳴

ブクロ派の惨めな「白井断罪声明」

 スパイ通信第一九一九号(八月二日付)の第二面に突然=u日帝・権力の手先へと階級移行した反革命分子=白井朗を徹底断罪する」という「革共同声明」なるものが掲載された。もちろん突然≠ネのはスパイ通信の紙上だけでのことである。七月一日付で発行された元「前進」編集長・山村克こと白井の「革共同・中核派の危機に際して全同志諸君・全人民に訴える」と題する「告発」のパンフレットについて、わが同盟が間髪を入れずに的確に暴露し(本紙第一五七九号)それをめぐるイデオロギー闘争を展開していることによって、屋台骨の崩れ落ちたブクロ屋敷は、いまや最後的崩壊の過程に突入してしまっているのだからである。てんやわんやの大騒ぎ≠する気力ももたず、ただただ音もたてずに雪崩のように崩れ落ちつつあるブクロ派組織。その崩壊のすさまじさ(7・23日比谷野音集会における彼らの惨状を見よ、本紙第一五八〇号六面参照)にたえきれずに、一ヵ月近くもたってようやく口を開いたというのが、この「声明」にほかならない。だがその内容と文体からしてシミタケこと清水丈夫――それも廃人と化した――が執筆したであろうこの「声明」は、かつての盟友≠ノよ って丸裸にされてしまったシミタケをはじめとする残存ブクロ官僚どもの茫然自失ぶりを露わにするものでしかないのだ。

炉心溶融への悲鳴

 彼らブクロ官僚どもの茫然自失ぶりは、何よりもこの「声明」において「日帝・権力の手先へと階級移行した反革命分子」として白井=山村を「徹底断罪」しているにもかかわらず、そしてまた「その前代未聞の反革命策動を完全に粉砕する」といきまいているにもかかわらず、白井が発行した二冊のパンフレットに触れることもできなければ、またこれをめぐるわが同盟のイデオロギー闘争にたいして反論することもできないということにはっきりとしめされている。実際、この「声明」で触れている事実といえるものは、次のひとつのことだけなのである。
 「白井朗は、昨年四月、金沢で逮捕され、救援連絡センターの差し入れと弁護士接見を拒否し、権力に投降し、全面自供し転向した。そして、権力の手先となった結果、革命家としての品性を完全に喪失し、下劣な反革命的心情を前面化させ、反スターリン主義運動を辱め、混乱を与え、傷つけることを目的とする、絶対に許すことができない反階級的転向分子になり果てた。」
 なぜ白井が金沢くんだりまでいって「逮捕」されることになったのか、どうしてこの元「革共同・中核派・政治局員」が「権力に投降し」「転向」することになったのか、などということはシミタケに聞くだけ野暮というものである。それについてはわが同盟が、これまでに十分すぎるほど懇切丁寧に暴露してある。問題は、「権力の手先」となった白井が刊行したパンフレットが、権力の手先集団<uクロ派の官僚どもを丸裸にしてしまっているにもかかわらず、そのことについてなにひとつ触れようとしないことにある。だが、隠すよりあらわれる≠ニいうように、上の一文には、白井の「告発」によって辱められ・混乱させられ・傷つけられたスパイの頭目・シミタケの動転ぶりがあらわになっているではないか。
 もちろんそれは、白井の「品性」とか「下劣な心情」とかという問題ではない。シミタケが動転せざるをえないのは、自分の飼い主≠ニ思い込んでいた権力内謀略グループが、白井を手先とし、「一九全総」の資料をさえ与えてブクロ派指導部の崩壊ぶりと残存官僚の腐敗を暴露させた、ということにこそある。実際、白井のパンフレットにある「一九全総の参加者は二十人」という情報≠ヘ、白井じしんは「排除されていた」というのであるからして、知りようがないものであり、どう見ても権力から与えられたものである。そして、まさしく同時に御主人様≠ェ弟分の走狗・青解派の分裂・「相互絶滅戦」を演出しながら、山田茂樹・長田(=荻野)佳比古・相川一郎などの用済みスパイ≠フ処分≠次つぎと強行していること、このこととみずからへの処遇とを重ね合わせないわけにはいかず、おののいているのがシミタケなのだ。いやそれ以上に、この山村の「告発」が、わが同盟のこの間の暴露の的確さを浮き彫りにしてしまっていることにこそ、スパイ集団の頭目・シミタケは怯えざるをえないのである。
 実際、シミタケは「カクマルへの年来のコンプレックス」が高じて「彼の元来の体質である精神的な動脈硬化は、いまや生理学的な動脈硬化の域に入り、もはや改善不可能である」ということ、「これによって大脳の活動に障害が起き高度に組織された機能が破壊され、それによってもはやコントロールされない下級中枢の活動がポジティブな症状としてあらわれる精神的な退化が清水の現状のすべてである」ということ、つまりは半狂人の廃人にすぎないことを白井は明らかにしているではないか。そして一九六二年十月の「政治局内本多フラクション」を構成した官僚ども(本多、野島、陶山、北川、白井)の誰一人として生き残っておらず、「品性下劣」なシミタケの「茶坊主」高木とか、「実力も人望も見識もない清水・高木のエージェント」にすぎない天田とかの、ブクロ派下部からみても二流、三流の徒輩に率いられているのが現存のブクロ派であるということをも明らかにしているではないか。いや何よりもマルクス主義とはまったく無縁なまでのそのイデオロギー的退廃と組織の官僚主義的変質および荒廃を、かのパンフレットは浮き彫りにしているではないか。まさにわが同盟の暴露の正し さとわがブクロ派解体闘争の勝利を実証し立証しているものこそが、かの山村の二冊のパンフレットにほかならないのだ。
 まさにこのゆえにブクロ派の活動家どもは、官僚どもの目を盗んではこのパンフレットをむさぼり読み、そして正鵠をえたわが同盟の暴露に納得してしまっているではないか。大阪や東京の集会では、ブクロ派の活動家どもは、わが同盟のビラと山村パンフのコピーを奪い取るようにうけとっては公園の隅でくいいるように読み耽っている。あるいは、キョロキョロとあたりを見渡しては受け取ったビラとコピーを丁寧に折りたたんでポケットにしまいこんでいる。7・23日比谷野音集会の場においては、しょぼくれたブクロ派活動家どもは、目の前で全学連の仲間が白井のパンフを朗々と読み上げたのにたいして、横を向いて・つまり良く聞こえるように耳をそばだててじっと聞き入っていた。いやいや、下部活動家だけではない。甘糟のような手配師さえもが、組対法の集会のあいだじゅう、発言そっちのけでじっと白井のパンフを読み耽っていたのである(別記事参照)。いまや、ブクロ派の手配師や活動家どものうちにうみだされているのは疑心暗鬼≠ネどというなまやさしいものではない。わが同盟のブクロ派解体闘争の正当性と勝利を、ブクロ官僚どもの腐敗と組織の崩壊とをこそ実感し、ぼろ ぼろぼろとブクロ屋敷からこぼれ落ちつつあるのが現実なのだ。

ノックアウトになった半狂人シミタケ

 このように、まさにわが同盟の暴露が正鵠をえていることが立証されてしまっていることからして、白井のパンフの内容には触れたくない・触れられたくない、というシミタケの心情がありありとしめされているものが、この「革共同声明」なるものである。実際それは、「反革命分子=白井朗を徹底断罪する」などと大上段に振りかぶってはいるものの、怒りや憤激がひとかけらも感じられないしろものでしかない。それは、次のことに端的にしめされている。「もっとも悪質な反革命分子として労働者階級人民の敵へと転落した」白井の「前代未聞の反革命策動」などといいながらも、シミタケは、それを具体的に暴露するでもなく、「現代世界は二九年型世界大恐慌過程をきりもみ的に転落しつつある。帝国主義は死の苦悶にのたうち……」などというステリオ・タイプ化したみずからのオツムの対象的表現でしかないステリオ・タイプ・テーゼのうちに逃げ込んでしまっている有様なのだ。もちろんこれは見たくないもの・都合の悪いものに直面させられたときに観念的妄想の世界に逃げ込んで精神のバランスをたもつというシミタケの生来のクセのあらわれであり、このようにして彼は自分のオツム を破壊してきたわけなのだ。だがいまや彼の観念的妄想さえもがマンネリ化しており、かつてのように政治主義的な居直りやすりかえを試みるような情熱≠ウえも失っている。直系スパイ分子として「先制的内戦戦略」なるものをガナリたてていたころのように、ぺっぺっと唾をはくのではなく、ダラリとよだれを垂らしたようなだらしない文章となっていることに、それははっきりとしめされている。
 とはいえシミタケはなんとか白井を「断罪」しなければならない。もっとも、白井が暴露している現実の事実には触れるわけにはいかず、「白井朗の主張の反革命性」なるものへとミエミエのすりかえをやるしかないというわけである。すなわち、第一は、非合法・非公然体制の解体と対カクマル戦の中止を要求した、第二は階級闘争の現実からの逃亡と党の死活的政治的組織的闘いからの逃亡の合理化だ、第三は五月テーゼ−一九全総−二〇全総路線にたいする全面的敵対だ、第四は革共同の綱領・理論・路線の全面的否定と敵対だ、以上である。Aでない以上反Aだ、まさにこれがシミタケの「白井朗の徹底断罪」のすべてであるのだから、「彼よりもすぐれた知性」を自称するボケ老人・山村でなくとも「反知性主義に骨の髄まで侵されてしまっている」といいたくなるというものではないか。
 だが「Aでないものは反Aだ」という単純至極なシミタケ的論理をもって「白井の断罪」をおこなおうともまったく無駄なのである。そもそも白井は、「反革命分子だ」「労働者階級の敵だ」「カクマルの尖兵だ」という類のレッテルを何百遍くりかえしても、それでタガがはまるほど、ブクロ屋敷の崩壊と活動家の離反はなまやさしいものではないのだ。わが同盟の走狗解体のイデオロギー的=組織的闘いの貫徹こそが、彼の動揺と精神的瓦解をつくりだしているものなのだからだ。
 もちろん、「これほどの自己批判書を書いた以上、もう自分は変なことはしない。もし変節したらこの『自己批判書』を人びとに示せば、それで終わりだ」などという、ヤクザの誓約書のようなものをもって「究極の自己批判書」などと称し、こんなものを書かせることが「長期の粘り強い原則的組織的討論」だ、などといっているほどなのであるからして、白井とシミタケのいがみあいなるものは、腐ったメクソと腐ったハナクソとのそれでしかない。頭の先から足の先まで血にまみれた謀略追認集団、その死にぞこない官僚どものいがみあいほどおぞましいものはない。
 われわれは、走狗集団・ブクロ派の末期にふさわしいその醜悪な全貌を労働者階級の前に暴露しつつ、最後的解体の闘いを断固として遂行するであろう。炉心溶融を開始した走狗集団・中核派を一掃せよ。
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