<プーチンの戦争>を全世界人民の総力でうち砕け! 米―中・露激突下の熱核戦争勃発の危機をうち破れ! 第60回国際反戦集会実行委員会(全学連・反戦青年委員会・革マル派) ロシア権力者プーチンが強行しているウクライナ侵略戦争――ウクライナという国家を抹殺し「大ロシア」に組みこむことを狙ったこの悪逆無道の戦争によって、いまや数万のウクライナの人民が虐殺され、じつに一〇〇万を超える人民がシベリア・極東などへ強制連行された。この今ヒトラー≠フ<世紀の蛮行>を、われわれは絶対に許してはならない! プーチンの軍隊は、東部ルガンスク州のウクライナ側の要衝セベロドネツクにたいして雨あられと砲弾をぶちこんで町を破壊しつくし、住民たちを無差別に殺戮して、この都市を制圧した。この凶暴な攻撃にたいしてウクライナの軍と領土防衛隊は、一ヵ月半の死闘の後に住民の避難を完了し、戦力をも保持しつつ撤収した。彼らはいま態勢を立て直し、南部のヘルソンをはじめとして占領された都市を奪還するための反転攻勢を開始している。 いまやプーチンによる天然ガス供給削減などの逆制裁≠ノ怯んだ独・仏・伊などの権力者たちは、「徹底抗戦」をつづけるウクライナのゼレンスキー政権にたいして「停戦」への圧力をかけはじめた。侵略軍を撃退するために「大量で急速な武器援助」を要求しているゼレンスキー政権にたいして、彼らはわずかな援助しか与えようとしていない。国家エゴイズムを剥きだしにした欧米の権力者どもによるウクライナの見殺しを許すな! 不屈に戦うウクライナの労働者人民・兵士と固く連帯してたたかおう! わが日本の革命的左翼は、二月二十四日の侵略開始の直後に、「ロシアのウクライナ軍事侵略弾劾! 全世界の人民は反戦闘争に起て」と呼びかける革共同革マル派の国際アピールを全世界に発した。全学連と反戦青年委員会は、在日ロシア大使館への抗議闘争など数波にわたる「ウクライナ反戦」の闘いを果敢に創造してきた。 いまわれわれは、全世界の労働者人民に呼びかける。ただちにこの<プーチンの戦争>を粉砕する反戦の闘いを世界のあらゆる地域から創造しよう。戦うウクライナ人民を孤立させるな! 全世界労働者人民の反戦の炎を赤あかと燃えあがらせ、殺戮者プーチンを包囲しふきとばせ! ここアジアにおいても、習近平のネオ・スターリニスト中国――彼らはいまやプーチンを公然と擁護している――が、「台湾併呑」の野望を剥きだしにして、大々的な軍事的威嚇行動をくりかえしている。これにたいしてアメリカ帝国主義権力者バイデンは、米日軍事同盟の飛躍的強化と・それを中軸とする多国間軍事同盟の構築をもって対抗しようとしている。ウクライナと連動するかたちで、アジアにおいても米・日―中・露のあいだの戦争の危機が日増しに高まっているのだ。 すべての諸君。世界はいま、一九六二年のキューバ危機以来の核戦争の危機に直面している。われわれは被爆国日本の革命的左翼として全世界に訴える。米―中・露激突下の核戦争の勃発を、第三次世界大戦の勃発を絶対に阻止しよう! われわれは、八月七日に日本の地で第六十回国際反戦集会を開催する。全世界のたたかう労働者人民は、ともに「反戦」の雄叫びを全地球上に轟かせようではないか! プーチンの<世紀の蛮行>=ウクライナ侵略をうち砕け! プーチンの軍隊のセベロドネツクにたいする攻撃は、かのマリウポリ包囲戦と同様の凄惨な焦土化作戦として強行された。それは、この<プーチンの戦争>の残虐性を象徴している。 住居や病院や学校や商業施設など「民間人」の生活の場所を意図的に標的にした嵐のような砲爆撃。これによって住民を地下壕に閉じこめたうえで、地上に出てきた人間を侵略軍は情け容赦なく射殺した。そして、水道・電気・食糧供給などのライフラインを破壊して住民を飢餓状態に追いこんだ。 市内を制圧したロシア軍は、占領した地域の住民を「選別キャンプ」に送りこみ、ロシアへの協力者だけを残して反抗的な者は処刑するか、シベリア送りにしている。――このような残忍なやり方は、ウクライナ民族を丸ごと抹殺しようとしたスターリンのやり方そのものではないか。 占領下に置いた南部のヘルソン州やザポリージャ州などにおいては、侵略軍はそれらの地域を「ロシア化」する策動に狂奔している。インフラや公共機関を破壊してロシア側の配給などに頼らざるをえない状況をつくりだし、ロシアのパスポートの配布、ロシア語教育の義務化、ロシア国営放送によるプロパガンダなどを強引に進めている。だが、ヘルソンやザポリージャの人民は、「ウクライナをロシアには絶対に渡さない」という闘志を燃えたたせて、侵略者にたいするパルチザン闘争や「不服従」の抵抗を勇猛果敢に展開している。 プーチンがこのかん東部ルガンスク一州の「完全制圧」に攻撃目標を絞りこんで凶暴な焦土化攻撃に狂奔したのは、彼が四ヵ月前に宣した「特別軍事作戦」なるものの惨めな破綻をのりきるためにほかならない。「二、三日でゼレンスキー政権を倒せる」とタカをくくって開始したキエフ攻略作戦は、ウクライナ軍と人民の強力な反撃の前に完全に撃破され、累々たる戦車の屍を築いた。第二の工業都市ハリコフの制圧作戦もまた、マリウポリでのウクライナ軍の頑強な抵抗によって戦力結集を阻まれ、無惨な敗退を喫した。ロシア軍の戦死者は三万人を超えた。五月九日の対独戦勝記念日に「特別軍事作戦の勝利」を宣言するというプーチンの企みは完全に吹き飛んだ。 プーチンの最大の誤算≠ヘ、ウクライナの軍と人民が、「ロシアには絶対に屈しない」「三十年前には戻らせない」を合言葉にして団結し、かくも勇敢に・かくも強固にロシア軍に立ち向かうとは想像だにしなかったことにある。ウクライナ民衆のなかに息づいている「抑圧者ロシア」(スターリン以来のそれ)にたいする怒りの深さ、闘志の強さに想いもおよばなかったこの小皇帝は、みずからの墓穴を掘ったのである。 この侵略戦争・大量殺戮を、プーチンは「ネオナチからウクライナを解放する戦い」であるなどと強弁してきた。だが、いまや大量の戦死者が出ていることが国内に知れ渡り、「戦争反対」の声が拡がりつつある。この人民の「反戦」の声をもはや抑えこめないがゆえに、この男はいま、「ロシアをナチスから守った大祖国戦争を想起せよ」と絶叫し、スターリンへの礼賛をはじめた。「大祖国戦争」のようにどんなに多くの戦死者を出したとしても怯むことなくロシアのために命を捧げよ、と叫んでいるのだ。だが、いまやこの戦争の真実に気づきつつあるロシア人民を、このようなやり方で洗脳することなどできるはずはない。 プーチンはいま、戦死者の激増と戦力の喪失、軍隊の士気低下、膨大な戦費支出の負担をつきつけられている。そして西側諸国の経済制裁によって半導体などの供給が停止され、ハイテク兵器の更新・増強がなしえない、という苦境に追いこまれている。だがこの小皇帝は、何がなんでも「勝利」のかたちをとりつくろうために、予備役や少数民族、囚人などを強制的に最前線に送りこんで戦死者の山を築いている。そしてロシア軍は、いまや半世紀前の戦車や大砲を倉庫の中から引きだして独ソ戦なみの物量第一≠フ攻撃に頼るしか術をなくしているのだ。 マキャベリスト・プーチンは、このようにして「戦争の長期化」をはかりながら、ロシアの石油・天然ガスに依存してきたドイツ・フランス・イタリアなどの権力者どもに音をあげさせようとしている。「西側が天然ガスの輸入を止めたらどうなるかをみせてやる」とばかりに、みずからガスの供給を削減したのだ。 それだけではない。プーチンは、世界のパン籠≠スるウクライナからの穀物の輸出を海上封鎖で阻止して世界的な食糧不足をつくりだし、それを手段として各国権力者に「制裁解除」を迫っている。このゆえにいま世界は食糧危機と食糧価格暴騰に襲われ、アフリカ・中東などの途上国の民衆は破滅的な飢餓を強制されつつある。貧困と飢餓にあえぐ途上国人民を地獄に突き落とすこのような人非人的所業を断じて許すな! このプーチンの悪らつな逆制裁≠ノよって、エネルギーや食料品の価格高騰に見舞われている独・仏・伊をはじめとする各国権力者たちは、「ロシアに屈辱を与えてはならない」(マクロン)などとほざきながら、ゼレンスキーに「早期停戦」を求めて動きだした。それは、ロシア軍に制圧された領土をウクライナは放棄せよ、と言うにひとしい。アメリカをも含めて、戦争が長期化すればするほど、西側権力者の多くはウクライナを見捨てようとするにちがいない。 このような困難な状況のなかにあってもウクライナの勇気ある労働者人民は、「ロシア軍を撃退するまでたたかう」という決意を燃やして、領土防衛隊やパルチザン部隊の一員として断固として戦っているのだ。 全世界の労働者人民は、不屈にたたかうウクライナ労働者人民と連帯し、<プーチンの戦争>をうち砕くために全世界的な反戦闘争の嵐を巻き起こそうではないか! アジア太平洋での戦争勃発の危機を突破せよ! ロシアのウクライナ軍事侵略は、ユーラシア大陸の東側でも激震を引き起こしている。 習近平の中国は、西側の経済制裁で苦境に立つロシアから石油・天然ガスを大量に買いこむとともに、国連などにおいて「ロシア非難」決議をことごとく葬りさることで、プーチンを助けている。ウクライナ侵略で決定的となった米―中・露の激突のなかで、習近平政権は、西側諸国の対露制裁の足並みの乱れを睨みながらアメリカを追い越すチャンス到来≠ニ見てとり、「台湾併呑」への衝動を強めている。そのためにもいま中国軍は、南シナ海から西太平洋全体において、ロシア軍と連携しての軍艦や戦闘機・爆撃機の威嚇行動を頻繁にくりかえしている。ウクライナ侵略をみて「核をもたなければ自国を守れない」という妄念をますます深めた金正恩の北朝鮮は、中・露の支援をうけて核ミサイルの開発と「実験」に狂奔している。 アジア太平洋におけるこの中・露の軍事的行動のエスカレーションに危機感を募らせるバイデン政権は、米日および米韓の首脳会談、米・日・豪・印のクアッド・サミットなどを連続的に開催し、対中・対露の多国間軍事同盟――「アジア太平洋版NATO」というべきそれ――を急速に構築し強化することに躍起となっている。いまや日本列島は、対中国の戦争を遂行するための米日両軍の最前線拠点としてうちかためられ、沖縄をはじめとする南西諸島は中国にたいする「先制攻撃」の拠点として軍事要塞化されつつある。 日本の岸田自民党政権は、バイデン政権と結託して、日米安保同盟を対中・対露の攻守同盟として飛躍的に強化するとともに、ウクライナ侵略を恰好の口実として国防費の「二倍増」にむけて急加速する方針を決定した。この軍事費増額は、日本を世界第三位の軍事大国へとおしあげるものにほかならない。岸田は、六月末のNATO首脳会議に出席し、NATO諸国と緊密に連携して対中・対露のグローバルな政治的・軍事的包囲網づくりの中軸を担うことを宣明した。 それだけではない。元首相の軍国主義者・安倍は、「日米の核共有」を声高に叫びたてた。岸田政権は、核兵器禁止条約締結国会議へのオブザーバー参加をも傲然と拒否した。このことは、彼らが「日本核武装」を狙っていることを自己暴露するものにほかならない。 こうした軍事強国化の道を突進する岸田政権は、いま「交戦権否定」と「戦力不保持」を謳った日本国憲法の第九条を破棄する、というウルトラ反動攻撃に突進しはじめているのである。 日本においては、労働運動は独占資本家どもの下僕となった「連合」の労働貴族によって支配され歪められている。そして日本共産党という名のネオ・スターリニスト党は、「安保反対」を放棄するばかりか「自衛隊活用」論をも提示して、自民党政府の補完物に成りさがっている。わが革命的左翼は、こうした日本の労働運動・平和運動の腐敗をのりこえ、「日米安保同盟の強化反対」「改憲阻止」を掲げて果敢にたたかっているのだ。 いまや東アジア・太平洋は、台湾を焦点として、米・日―中・露(北朝鮮)の新たな戦争の危機に突入している。この米―中・露激突下の世界的戦乱の危機を突き破る強力な反戦の闘いを、全世界からともに創造しようではないか! 全世界から反戦闘争の炎を! すべての諸君。<プーチンの戦争>を阻止することができるのは、ただウクライナ労働者人民、ロシア労働者人民、そして世界の労働者人民の共同した闘争だけである。 だが、万余のウクライナ人民が侵略者ロシアによって血の海に沈められているときに、世界の自称「左翼」は何をやっているのか! 或る者は「NATOを引き入れたゼレンスキーもプーチンも両方悪い」としたり顔でほざき、死に物狂いで戦っているウクライナ人民に「銃を置け!」と降伏の説教をやっている。他の者は「ロシアは防衛的に対応しているだけだ」と喚いてプーチンの手先に成り下がっている。 ロシア皇帝気取りのプーチンが隣国ウクライナを蹂躙し人民を大量虐殺しているときに、それを弾劾しない「左翼」なるものは、左翼としては死んでいる! もちろん、多くの心ある左翼が<プーチンの戦争>を弾劾し、ウクライナ人民とともにたたかっていることを、われわれは知っている。けれども少なからぬ自称「左翼」が、右のような反労働者的な対応を曝けだしているのだ。 口を開けば「虐げられた民衆の側に立つ」と自称してきたにもかかわらず、このような者たちには、ウクライナ民衆を無差別に殺戮しているプーチンにたいする怒りが微塵もない。理不尽な砲爆撃に晒されているウクライナ人民と共存共苦しようとする立場もまったくないのだ。死を賭して戦っているウクライナ人民にむかって「抗戦放棄」を勧告≠キるなどというのは、帝国主義国で牙をぬかれて安穏としている自称「左翼」の傲慢と腐敗いがいのいったい何であるのか! いうまでもなくレーニンは、抑圧者たる「強国」の侵略戦争にたいして被侵略側の国家が反撃の戦争を戦うのは「正しい戦争」である、と喝破した。被抑圧民族の労働者階級は断固としてこの侵略者にたいする戦争を先頭でたたかえ、と檄を飛ばしたのである。このレーニンの革命的精神を、左翼たるものはこんにちのウクライナ侵略戦争に際して貫徹すべきなのである。 <プーチンの戦争>と対決できない惨めな姿を晒している多くの自称「左翼」は、帝国主義諸国にたいしてはかつて「ソ連」であったロシアを擁護すべきであるという感覚を護持しているのだ。それは彼らが、スターリニズムとの対決をまったくやってこなかったことのゆえなのだ。 彼ら堕落した「左翼」は、そもそも一九九一年のソ連邦の自己崩壊という歴史的事態にたいして、プロレタリアートの立場にたって対決することを回避してきた。 一九九一年にゴルバチョフは、スターリニスト・ソ連邦をブルジョア民主主義と市場経済の導入をもって解体し、そうすることによって同時に、プロレタリア世界革命への過渡期を切り拓いた一九一七年ロシア革命を埋葬したのだ。この世界プロレタリアートにとっての痛憤の事態を、わが反スターリン主義革命的左翼は<アンチ革命>としての「歴史の大逆転」と捉え、この逆転を「再逆転」するという決意のもとにたたかってきた。 われわれは、ソ連邦崩壊の直後には傲り高ぶり全世界で暴虐の限りを尽くしてきた「一超」軍国主義帝国アメリカの没落を暴きだすと同時に、「新東西冷戦下の世界戦争勃発の危機」への警鐘を乱打してきた。「世界の中華」としての覇権を求めてアメリカにたいする政治的=軍事的な挑戦にのりだしたネオ・スターリン主義の習近平中国と、「亡国」の淵から這いあがれずにFSB型の強権支配と強大な核戦力だけに頼って版図奪還≠ノ盲進してきたプーチンのロシアとが、全世界労働者人民を――帝国主義諸国に対抗し競いあって――戦争と強権政治と飢餓・貧困の地獄へと突き落とす元凶となってたち現れていること。――このことをわれわれは暴きだし弾劾してたたかってきたのである。 ソ連邦の自己崩壊に憤激をもって対決しえなかったすべての自称「左翼」は、今日の中国とロシアの反労働者的な犯罪から眼をそらし、「帝国主義のほうが悪い」という干からびたテーゼをふりまわすことしかできないのである。それは彼らが、かつてのソ連邦を「社会主義国」や「労働者国家」などと呼び、そのたび重なる犯罪行為に目をつぶってそれを擁護してきたみずからの(プロ)スターリン主義的本質をまったく反省していないからだ。根本的には、<スターリニズムとの対決>を一貫して放棄していることこそが問題なのである。 わが日本の革命的左翼は、一九五六年のハンガリー事件との対決をつうじてみずからを創成した。それ以降われわれは、スターリニスト・ソ連邦が強行した数多の反労働者的な犯罪――チェコスロバキア事件、アフガニスタンへの軍事侵略、ポーランド「連帯」の圧殺、チェルノブイリ原発事故などの諸事件――のことごとくをそのつど徹底的に弾劾し、このスターリン主義の犯罪を暴きだす闘いを大衆的に創造してきた。 まさにそれゆえにわが日本反スターリン主義革命的左翼は、「国連での話し合いでの解決を」などとほざいているネオ・スターリニスト党の腐敗を弾劾し、日本で唯一、<プーチンの戦争>を弾劾してたたかっているのである。 すべての諸君。全世界の自称「左翼」の腐敗をいまこそ弾劾し突破し、<プーチンの戦争>をうち砕く国際的な闘いを断固として創造しようではないか。 われわれは、ロシアの侵略を粉砕するために戦うウクライナの労働者人民に心から呼びかける。労働者階級が中核となり、軍と領土防衛隊と住民・義勇兵が一体となって、憎むべき侵略軍を叩きだせ! われわれはロシアの労働者人民に呼びかける。凶暴な弾圧に抗して「プーチン政権打倒」にむけた闘いを、今こそつくりだそう! ウクライナとロシアの労働者人民は、両民族のプロレタリアート・農民・兵士が合流したあの一九一七―一八年ソビエト革命の精神を甦らせて、互いに連帯してたたかおうではないか。 全世界の労働者人民は、いまこそ殺戮者プーチンを怒りの炎で包囲せよ! そして台湾を焦点とする戦争勃発の危機をうち破る反戦闘争を創造せよ! われわれは、ソ連の核実験が強行された一九六一年秋に、これを擁護した日本のスターリニスト党とその傘下の原水爆禁止運動の腐敗と対決し、「ソ連核実験反対」のスローガンを掲げて果敢にたたかった。六三年には、「米・ソ核実験反対」の革命的スローガンのもとに第一回国際反戦集会を被爆地広島において実現した。それから六十年。いま世界は米―中・露激突下で再び熱核戦争―第三次世界大戦の危機に直面している。 世界人民は、この新たな世界戦争勃発の危機を突破するために全力で奮闘しよう。すべてのたたかう人民は、わが日本の革命的左翼とともに起ちあがれ! 2022年6月27日 |