新世紀
 The Communist 197

2002年3月
定価(本体1200円+税)
革共同 革マル派 機関誌(隔月刊)
発行所 解放社
発売元 有限会社 KK書房

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特集  暗黒・戦乱の世界の超克

 戦乱を突き破り革命の新世紀へ

      
   ―米帝の中東戦略・日本参戦阻止の旗高く
                  
国際反戦闘争の陣形を築け―
      
 世界的不況下の<戦時経済>への突入       立原浩志
  ―大不況の軍事的のりきりに狂奔する米・日・欧帝国主義―

 もぬけのカラになった「戦後民主主義」の申し子        大江山健八
 ―大江健三郎の「同時多発テロ」評論―

    
 Stop US Aggression against Afghanistan
 
      JRCL
   
   ◆ 漫画「悪食悪鬼不逞之徒退散元年 絵」

連載特集第4回 問題だらけの「つくる会」教科書

 歴史 日本民族・文化の「自立自己発展」という神話


      牧原光良
 公民 環境破壊は「文明の代償」か?       芳野薫
     「つくる会」の「家族観」
 
      香川碧
 労働者を死ぬまでこき使うことの提言          笠置高男
 ―「連合」指導部の「労働を中心とする福祉型社会」論の犯罪性―
       
  新自由主義とネオ・ファシズム(下)
  ―ネオ・ファシズム反動を打ち砕く闘いのために―
 
      柳葉真弘
 今のぼくは二十七歳

      吉川文夫

   ◆ 国際・国内の階級情勢と革命的左翼の闘い(2001年10月〜11月)


 奄美大島沖で発見した「不審船」を海上保安庁の巡視艇が臨検のために日本の「排他的経済水域」外にまで追跡し、「威嚇射撃」を強行しついに撃沈してしまった。これこそ、日本国家が臨戦態勢をとり意図的に戦闘をしかけた、まがまがしい事件ではないか。しかも、ジャーナリズムでは、この日本国家の“戦争行為”にたいする非難の声は一切なく、「テロリストの脅威」と「万全の領海・領空防衛体制の構築」だけがけたたましく喧伝されている。 
  「平和憲法」という“戦後的制約”を最後的にとり払って、第二次大戦以降初めて米英のアフガニススタン侵略戦争に本格的に参戦した小泉ネオ・ファシスト政権。 “湾岸戦争シンドローム”の呪縛を強権的に突破した彼らは、今やカサにかかって有事法制定−改憲の攻撃をふりおろしている。まさに“戦争をやれる国家” の確立のために。だからこそ「反戦・平和」や「改憲反対」を唱える労働組合や学生自治会・市民団体にたいしては、強権的な弾圧の嵐が吹きあれている。 
 だが、 これらの現実は、「テロ根絶」に唱和して侵略戦争を補完するほどまでに腐敗を深めている既成反対運動指導部、 とりわけ代々木共産党の歴史的裏切りのゆえにこそもたらされているのではないのか。イスラム急進主義ゲリラグループによる反米ジハード自爆攻撃とアメリカ・ブッシュ政権の「報復」戦争の開始――このような時代の転回点において、戦乱の現代世界を透視し、あらゆる戦争翼賛のイデオロギーをはね返していく思想的拠点を築いていくことが緊急の課題であろう。本号の二大特集――<暗黒・戦乱の世界の超克>と<問題だらけの「つくる会」教科書 (第4回)>――は、 これに応えるための好企画である。

 
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